園芸ルポ・ハウス内のブドウ棚の剪定
ハウス内のメイン通路の上に、日よけを兼ねてブドウ棚があります。品種は「ナイアガラ」と云い、熟すと茶色を帯び、強い甘みといい香りがあります。新芽が動き出す前に剪定をしました。
プロの剪定に魅せられて
先日テレビでブドウ棚を映していました。場所は私の故郷の山梨県、そこは確か甲州市だったと思います。山梨県は古くから葡萄酒の産地でもありますが、欧米への輸出を目指してそのワインの原料である、甲州ブドウの品種選びに本腰を入れています…、といった内容でした。それはさておき、テレビに何気なく映し出されていたぶどうの木を見て、「なるほど」と思わず膝を叩きました。綺麗に刈込まれたぶどうのつるが、青空をバックに整然と映し出されていたのです。さっそく我が農場のブドウ棚もと、映像の記憶頼りの剪定に取り掛かりました。
見よう見まねのシロウト剪定
幅2メートル奥行き30メートルの通路の上に、無秩序な枝が乱舞しています。さて、映像を頼りといってもどこから手を付けたら良いのか、はたと考え込んでしまいました。仕方なく、ネットで剪定方法を検索してみましたが、いまひとつスッキリと呑み込めませんでした。仕方がないので腹をくくり、ままよとばかりチョキチョキと格闘すること半日、ご覧のような姿となりました。通路には切り落とした枝が山のように落ちていました。
結果は夏のお楽しみ
このブドウ棚、以前は事務所の日よけを兼ねて育てていましたが、(写-右)そろそろ収穫というある朝何者かの侵入を受け、ズタズタにされてしまいました。丹精込めて楽しみにしていた分、かなりショックでした。残された足跡からハクビシンの仕業ではないかと推察しました(違っていたらごめんなさい)。そこで、ハウスの中に新規に植え直したという訳です。
さてさてこの先どういう事になるのやら、8月のご報告をお待ちください。
剪定後
ネットにあったナイアガラの写真、私のイメージより緑色です。
事務所の日よけを兼ねたブドウ棚(今はもうありません)
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