当店農場はA・B・Cと3棟に分かれています。暮れの出荷が終わった後、春の植物は全てB、C棟に集めA棟はガラガラの状態になっていました。しかし徐々に植物が生育して行くにつれ、現状では収まらなくなってきました。そこでB棟の植物をそっくりA棟に移動す事にしました、「植物入れ替え作戦」のスタートです。

つまりは「暖房費節約作戦」です

写真左から6連棟のＡ棟、4連棟のＢ棟、3連棟のＣ棟となっています。植物の入っていないＡ棟は暖房温度が0℃に設定されており、植物を集めたＢ棟は12℃設定でした。これは植物を一ヵ所に集め、暖房費を節約するためです。ちなみに、Ｃ棟は暖房しておらず四方の壁は開いたまま外と同じ温度で、寒さが必要なクレマチスとアジサイが入っています。

近づく春を感じる移動作業

外はまだまだ厳寒期、晴れた朝は－6℃位まで下がります。しかし日中は厚着では汗ばむほど、陽ざしに強さの戻っているのが実感できます。

台車に載せて移動します、地道な作業ご苦労様です。

狭くなってきたトレーから取り出し、出来上がりのボリュームを予想して込み合わない程度の間隔を取りつつ並べてゆきます。このカスミ草、昨年10月に種を播き冬の間ゆっくり育ってきましたが、ここまで来ると出荷までもうひと頑張り、ちらほら花も見えます。

ガランとたA棟でしたが、

活気が戻ってきました。

今年の冬は例年にない寒さです、北陸では大雪のため多くの車が立ち往生しているようです。でも春はそこまで来ています、もう少しの辛抱しましょう。