園芸ルポ・アジサイの入室

 

こんにちは、「鉢花のお店 オーク・リーフ」店長・藤田です。今日は「雨水」、24節季のひとつで雪が雨に変わる頃だそうです。とはいってもまだまだ寒さが続いています。しかし、アジサイはもう眠りから覚め、春の到来を待ちわびているようです。そこでひと足早く春を呼ぶことにしました。

寒さが眠りを覚ます

春に新芽を伸ばし花を咲かせる花木の多くは、秋が深まる頃、眠りにつきます。そして厳しい冬を耐えるのですが、ある程度の寒さが一定期間続くと、今度は眠りから覚めて春の到来を待つことになります。わが直営農場のアジサイたちも、無加温のハウスの中でもう眠りから覚めているはずです。自然条件では6月に咲くアジサイですが、母の日に間に合わせるため今日から加温ハウスに移すことにします。

花後の剪定はお早めに

アジサイは生育が旺盛なので、鉢植えでは剪定が欠かせません。ご家庭の鉢植えのアジサイは梅雨の季節に咲きますが、花が終わった後は早目に剪定しましょう。剪定が遅れると翌年花が咲かなくなってしまいます。アジサイは9月下旬ごろから約1ヶ月掛けて翌年の花を準備しますが、剪定が遅れると花の準備に入れなくなってしまうからです。ですから7月中に、枝の元の葉を2,3枚残して切り詰めましょう。剪定時期は庭植えでも同じです。

植替えは今がおすすめ

アジサイは根の生育も旺盛なので、毎年植替えするのが良いようです。植替え時期としては今(春になって新芽が伸び始めるより前)が適しています、新芽が伸びるころはすでに新しい根が活動しているので、その前に済ませておけばダメージを与えずに済むからです。あるいは花後の剪定が終わった直後も、同様な理由から適期といえるでしょう。また、今の時期に病虫害予防のために石灰硫黄合剤の10倍液を1週間あけて2回散布することをお勧めします。今回はここまでです、お付き合い頂き有り難うございました。

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