園芸ルポ・シザンサス「胡蝶の舞」
こんにちは、「鉢花のお店 オーク・リーフ」店長・藤田です。今回は春を華やかに彩るお花シザンサス「胡蝶の舞」をご紹介します。
「貧乏人の蘭」?
シザンサスは色彩のバリエーションに富み、花びらに入る模様も様々で実に楽しいお花です。シザンサスの和名は「胡蝶草」といい、満開になると蝶が群がって止まっているように見えることから付けられたそうです。そう言われると、たしかに色鮮やかな蝶が羽を広げているように見えます。その艶やかな花から英語では「Poor’s Orchid(貧乏人の蘭の花)」とも呼ばれていたそうです。「高嶺の花には手が出なくとも、この花なら買えるだろう」という事でしょうか。
寄せ植えで色の違いを楽しむ
当店では2月下旬頃からの販売になりますが、気温のまだ低いこの時期は鮮やかな花が少ないので、とても貴重です。また、気温が低いため花持ちが良く、株前提が花で覆われる姿は、実に見事なものです。プランターに2,3株寄せ植えして、ベランダや出窓、バルコニーなどで鑑賞するのにお勧めです。ただし霜に当てることの無いよう注意してください。
長く楽しむためにはお手入れを!
花後のお手入も大事です。咲き終わった花はこまめに摘み取りましょう、そのままにしておくと病気のもとになります。綺麗な花ですが案外病弱な気もします。また同じ理由から、風通しの良い場所で管理するようにしましょう。
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