お手入れマニュアル
ペチュニア「カリブラコア」
原産地と性質
◆▲ペチュニアの親となったペトゥニア・アクシラリス(上)とP.インテグリフォリア(右)。どちらもウルグアイ郊外にて。
本種はもともと南米ウルグアイ付近が原産のペチュニア属に分類されていましたが、近年カリブラコア属として扱われるようになりました。ペチュニアより暑さや雨に強く、また比較的低温でも開花する事から、花壇用としての需要が伸びてきました。また、色数も豊富なので、今後さらなる普及が見込まれています。。 弊社の製品「カリブの虹」は赤、黄色、プルシアンブルーの3色を混合した鮮やかなトロピカルカラーの7号鉢籐カゴ・ラッピング付きとなっております。春から秋までの出荷が可能ですが、特に花の少ない夏場に中元ギフトとしての需要が高まっています。
ガイガイガイガイガイ鑑賞中の管理
「光を好むのでベランダや出窓など、日光が良く当たる場所で管理して下さい。屋内で鑑賞する場合は明るい場所に置き、出来れば1日2,3時間は日光に当てて下さい。咲き終わった花や枯れた枝や葉などはこまめに取り除いて、清潔にして下さい。枝が伸びて形が乱れてきたら、適宜刈り込んで形を整えて下さい。一時的に花はなくなりますが、ほどなく新しい花が一斉に咲き始めます。水切れさせないよう注意し、市販の肥料を指示に従って追肥すれば、秋遅くまで長く咲き続けてくれます。
病害虫対策と繁殖
▲カリブラコアの仲間。花色が豊富で様々な利用が期待できる。品種改良が盛んで、さらにバリエーションが増えつつある。
アブラムシの付くことがありますので、早めに見つけて筆などで払い落して下さい。あるいは牛乳をスプレーすると、牛乳の幕が乾く際に縮むため、アブラムシが圧死してしまいます。機会があったらお試しください。
繁殖は挿し芽で行います。若い芽を4cm程の長さに切り、清潔な用土に2cmくらい挿してたっぷりと水をやり、直射日光の当たらない場所で乾かさないよう管理します。時期にもよりますが、2,3週間たって発根してきたら鉢に移植します。
繁殖は挿し芽で行います。若い芽を4cm程の長さに切り、清潔な用土に2cmくらい挿してたっぷりと水をやり、直射日光の当たらない場所で乾かさないよう管理します。時期にもよりますが、2,3週間たって発根してきたら鉢に移植します。