園芸ルポ・カスミ草「星姫」の移植

   2018/02/09

カスミ草「星姫」の定植をご紹介します。

昨日カスミ草「星姫」・第3作目の定植を行いました。その様子をYOUTUBEにアップしましたのでご覧ください。

作業は簡単、トレーにポットをはめて培養土を詰めます。水をたっぷりやり穴を開けたらそこに挿してゆくだけです。動画をご覧の通り作業は簡単ですが、ここまでの苗作りがポイントとなります。連結ポットのセルの中で根が充分回って、セルから抜いても土が崩れず楽に作業できる頃合いが決め手となります。早すぎると土が崩れて作業がやりづらくなるばかりでなく、植物にもダメージとなります。また、タイミングが遅れると狭いセルの中で成長が出来ず、後の生育に悪い影響が出ます。

カスミ草「星姫」とは?

それまではピンク1色だけを栽培していたのですが、ある年このピンクから突然変異で白と赤がたった一株づつ生まれました、2005年頃の事でした。毎年10,000株以上育てる中でこの2株を見逃すことなく守り続けることが出来たのは、奇跡といってもよい出来事でしす。それ以降この赤・白・ピンクのカスミ草を「紅姫」、「雪姫」、「桃姫」と名付けカスミ草「星姫」シリーズとして販売を始めました。

暮れから年明けにかけ、4、5回作付します

カスミ草「星姫」の出荷は3月中旬から約3カ月ほど続きます、この間同じ作付のものを出荷することは出来ません。何故なら、花の出荷は開花が満開を迎える前に限られるので出荷期間が限られるのです。満開を過ぎ、散り始めている花を買う人はそうそういませんものね。そんな訳で、4から5回に分けてずらして種まきします。今回の動画は3回目の作付の苗の定植(定植とは出荷用の鉢に植え替えること、つまり最後の移植となります)の風景です。

ショップサイト⇒ 鉢花のお店「オーク・リーフ」

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